2022年10月の時事ニュース一覧です。
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4日
■ファミリーマートがプラスチック製フォークの提供を原則中止
原則として竹箸の配布に変更。希望者にはフォークも用意される。
■ノーベル生理学・医学賞発表
授賞内容は「絶滅したヒト属のゲノムと人類の進化に関する発見」
5日
■ノーベル化学賞発表
授賞内容は「クリックケミストリーと生体直交化学の確立」
■ノーベル物理学賞発表
授賞内容は「量子もつれの理論と技術の構築」
■EUがスマートフォンなどの充電端子を統一することに
EU議会が、充電端子にUSB-Cを採用するか無線充電にも対応させるかしなければならないことを議決した。アップルのiPhoneは長らく独自規格であるLightningを採用し続けているが、対応を迫られることに
7日
■ノーベル平和賞発表
ウクライナ・ロシアの人権団体およびベラルーシの人権活動家が受賞
■ノーベル文学賞発表
フランスの作家、アニー・エルノー氏が受賞
10日
■ノーベル経済学賞発表
授賞内容は「銀行と金融危機の研究に関する功績」。銀行がなぜ必要なのか、銀行の破綻がいかに金融危機につながるか、についての研究。授賞者の一人はアメリカの中央銀行(日本なら日銀)にあたるFRB=連邦準備制度理事会の元理事長として有名なベン・バーナンキ氏
■日本政府、健康保険証をマイナンバーカードへ一本化することを発表
運転免許証も統合へ検討が始まっている。
12日
■JAXA「イプシロン」6号機打ち上げ失敗
個体ロケットであるイプシロンシリーズで失敗は初。初の商用打ち上げだった。
14日
■鉄道が開業150周年
新橋(汐留)~横濱(桜木町)間で開業した。当時は片道53分(現在は25分ほど)、今の金額で15,000円~5,000円(米の価格で換算)。
17日
■国連の障害者権利委員会、日本政府へ障害児を分離した特別支援教育の中止を求める
「インクルーシブ教育」に関する国の行動計画を作るよう要請した。
19日
■インドネシアで子どもの急性腎臓障害による死者が急増
同日時点で99人が死亡。咳止めシロップ薬に有害物質が混入したとみられている。
23日
■中国共産党の新指導部が発足
毛沢東ののち、慣例では中国共産党総書記は2期で次世代へ交代してきたが、習近平総書記がこれを破る3期目に突入した。また対立する派閥の政治家が最高指導部から外れ、習近平1強となった。また、最高指導部のメンバーは慣例では60代後半で引退するが、新メンバーは全員60歳代と次回は慣例では引退する年齢で、後継者がみあたらず、4期目も視野に入れているという説もある。
なお、中国の国家元首としては「国家主席」だが、共産党トップとしては「総書記」で、原則として総書記が国家主席に就任する。
25日
■イギリスのリズ・トラス首相が辞任し、リシ・スナク首相が就任
わずか49日の在任はイギリス史上最短。
27日
■イーロン・マスク氏によるTwitter買収
買収総額は440億ドル(5兆円以上)。
マスク氏は電気自動車会社「テスラ」の共同創業者兼CEOとして有名で、その他民間企業として初めて有人宇宙飛行を成功させたほか国際宇宙ステーションへの輸送も担っている「スペースX」社なども企業した起業家で、2022年時点で推定資産3000億ドル(30兆円以上)の資産家。
マスク氏はかねてより、「Twitterが言論の自由を守っていない」とする不満を表明していた。例えば、アカウントを永久凍結されたトランプ前大統領の凍結解除を表明している。買収によりフェイクニュースや暴力表現に対する規制が緩むという懸念がある一方、マスク氏は「責任を負わずになんでも発言できる場にはできない」と何らかの規制は続けると主張している。
28日
■米連邦下院議長ナンシー・ペロシ氏の自宅に男が侵入
男は夫に重傷を負わせたのち逮捕された。ペロシ氏は約20年間、米民主党の下院議員を束ねる党最高幹部。ペロシ氏は野党時代に当時のトランプ大統領を批判する急先鋒で、トランプ大統領が演説する際に真後ろで演説原稿を破り捨てたことなどしていたため、「トランプ信者」の犯行とみられている。
29日
■韓国・ソウルの繁華街梨泰院(イテウォン)で群衆事故
群衆事故(将棋倒し事故、群衆雪崩)により154人が死亡。
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